ふなばしアンデルセン公園のもう一つの楽しみ方「アンデルセンスタジオ」で子どもの夢を叶える演劇体験「親指姫編」
からの流れで、午後の部「しっかりもののすずの兵隊」にも参加しようというのがこの日の計画。
「親指姫」は今回で4回目ですが、「しっかりもののすずの兵隊」は初めての参加です。
童話の内容も正直知りません。というかタイトルもここで初めて聞きました。
3月までは午前と午後のプログラムが逆で、午前の「しっかりもののすずの兵隊」には参加しづらかったのもありました。
今回は初体験「しっかりもののすずの兵隊編」です!
ご飯をたべたら「アンデルセンスタジオ」再び
朝ごはんを食べていなかった僕はこの空き時間にパーク内のフードスタンドで何か買って食べようと思っていました。
予定では「親指姫」終了時間が 12時30分。午後の「しっかりもののすずの兵隊」集合時間が 13時50分
1時間20分あれば、子どもたちにご飯(毎度おなじみのおかかおにぎり)を食べさせて、自分の食料を調達に行けるかな、と見越していたんですが。
「親指姫」が終わって、下の娘のおむつを替えたり上の娘のトイレを待ったりで気が付くと13時15分…
ここからご飯を食べさせるのに急いでもおよそ30分。時間は多めに見積もるべきですねぇ…。
絶食です…。まあ、いつものことです。
「こども美術館」1階にあるワークショップスペースのそばに休憩所がありそこでご飯を食べられます。

ここが、ワークショップスペース。以前クリスマスにここで ”スノードーム” を作りました。
幸い上の娘がおにぎりを2個しか食べなかったので余ったおにぎりをゲットできました!
「アンデルセンスタジオ」再び
娘におにぎりを恵んでもらって命をつないだ頃、時間は集合時間の5分前です。
慌ててお弁当を片付けてさっきと同じ集合場所へ戻ります。

スタジオに向かう通路のサカナのオブジェ。「しっかりもののすずの兵隊」のキャラクターだったようです。
午後の部のエントリーは 5人、そのなかで男の子が2人。「親指姫」に参加する男の子は比較的少なめ、いないことがほとんどですが…演目によるんでしょうか?
受付でスタッフの方々に「おかえり~!」と声をかけられて。またメダルをもらいます。
こちらの演目は 定員10名となっています。

リボンがかぶってしまいましたが白鳥でしょうか。
今回狙う役柄は「バレリーナ」です。
「しっかりもののすずの兵隊」

ストーリー
ある男の子の誕生祝いに送られたおもちゃの兵隊。古い錫のさじから作られた25人のうち、最後の兵隊は材料の錫が足りなくなり一本足でした。その兵隊は、紙を切り抜いてつくられたバレリーナの人形に思いを寄せます。片足を高く上げて一本足で立っているバレリーナの姿が、自分と同じように見えたのでした。ある日兵隊は窓から外に落ちてしまい、そのうえ子どもたちに紙の船に乗せられて溝へ流されてしまいました。濁流にのまれ、ドブネズミに追われ、最後は魚に食べられてしまいますが、偶然にもその魚が捕えられ、もとの男の子の家に戻ってきたのでした。しかし、バレリーナとの再会も束の間、運命のいたずらか暖炉の炎の中に兵隊は投げ込まれてしまいます。その時吹いた風に乗り、バレリーナも炎の中へ。二人は燃えていき、最後には小さなハート形の錫のかたまりが残りました。
※ ふなばしアンデルセン公園公式ホームページより
登場人物
一本足のへいたいさん

すずのスプーンを溶かして 25体のへいたい人形をつくったら、最後の最後で材料がなくなって一本足になったのだそうです。自分と同じ ”片足で立っている” バレリーナの紙人形に恋をします。
バレリーナ

「一本足のへいたいさん」に見染められる紙でできたバレリーナ。女の子の一番人気の登場人物です。
トロル

いたずら者で「一本足のへいたいさん」にたびたびちょっかいを出します。窓から落ちたのは「トロル」のせい?
ねずみ

紙の船で流された「一本足のへいたいさん」を追いかけまわします。かわいい「親指姫」の「のねずみ」と比べてすごくリアルなディテールで、ちょっとあれです…。
今回の役決めは~?
さて、例によって役決めですが。今回は役がばらけました。
「一本足のへいたいさん」男の子1名
「トロル」女の子1名
「ねずみ」男の子1名
そして、うちの娘の立候補した「バレリーナ」女の子2名
それぞれ衣装に着替えていよいよ本番です!
「しっかりもののすずの兵隊」パフォーマンススタジオへ

「しっかりもののすずの兵隊」のスタジオのエントランス。錫を模してかメタリックな基調です。

こちらのセットはお城の城壁。「しっかりもののすずの兵隊」のお話は前述した通りよく知らなかったのですが、兵隊だからお城なのだろうと思われます。
「親指姫」同様、本番前にスタッフの方による演技指導がはいりました。
上の娘は今回が初めての参加。バレリーナ役のもう一人の女の子はうちの子より少しお姉さんのようでしかも本当にバレエを習っている様子。
所どころ出てくる自己紹介のポーズなどで、頭の上まで足をあげたりしてビシッと決めてきます。
うちの娘も二度見したあと、負けじと精一杯ポーズをとって頑張っていました!
参加する子の年齢や演技力(というか、おもしろ力)によると思いますが、人数が少なくても「親指姫」を上回るステージの盛り上がりになって観ている大人たちから笑いがおこる名演となりました。
「しっかりもののすずの兵隊」のセットはこんな感じです
本番後のお楽しみ、自由時間です。

「一本足のへいたいさん」を乗せて流れていく紙の船です。乗ることもできます。

食料品のレプリカ。19世紀のオランダではこんな感じ食材をつかっていたのでしょうか?手前はうちの大事な「バレリーナ」

室内の小物たちです。

「少佐!木馬です!!」

こちらは「ネズミの寝床」じめじめした感じで良くできています。

「バレリーナの部屋」撮影スポットとして人気でなかなか写真が撮れませんでした。
展示品としてみるだけでも足を運びたくなる空間で「親指姫」の時同様、みなさん童話の世界に魅了されていました。
まとめ
二部作でお届けしました「ふなばしアンデルセン公園のもう一つの楽しみ方『アンデルセンスタジ』』で子どもの夢を叶える演劇体験でした。
このプログラム参加費用一回300円とコスパ最高なのですが、それを差し引いてもとてもお勧めできる体験です。
なにより子どもたちが演劇体験をそれぞれの楽しみ方で取り組んでいる様子に心を動かされます。
もしお子様とアンデルセン公園に行く機会があったら一度体験してみて下さい!
コメント