今、うちで静かなブームを迎えているコンテンツをご紹介します。
それが「こども伝記ものがたり」というシリーズ物の絵本です。
娘たちの寝かしつけの主戦力であるこの絵本。特に上の娘の大のお気に入りで
これを読みきかせ始めてから色々な事への「好奇心」がとても大きくなりました。
「”本当にあった~”の絵本読んで~!」とせがまれ
”稲垣吾郎氏” の姿を頭にチラつかせながら、ほぼ毎日一緒に楽しんでいます。
3歳の初めごろに図書館で「シュバイツァー」を借りてきたのが最初だったのですが
意外にもハマったらしく、そこで何冊か買いそろえることにしました。
過去の偉人たちの物語に触れることで世界を見る視野が広がり
気が付けば様々なことを「好奇心」をもって知りたがるようになりました。
読み聞かせてる僕のほうも「へぇー」「知らなかったー!」と興味がわいてきて
寝かしつけ完了した後、深堀の検索したりしています。
今回はそんな子供の好奇心を育てる絵本「こども伝記ものがたり」を紹介します!
是非チェックしてみてください!
「こども伝記ものがたり」ラインナップ

この絵本は 株式会社チャイルド本社 から ”月間絵本” として定期購読用に出版されていました。
現在は残念ながら新品の購入は難しいようです。
最初のシーズン(1993年頃)から最近(2019年頃年頃)まで4シーズン不定期に発刊されていて
全ラインナップで48冊になります。
ラインナップ
「こども伝記ものがたり」第一期 1993年4月1日~1994年3月1日
- エジソン
- ナイチンゲール
- ライトきょうだい
- コロンブス
- ファーブル
- アンデルセン
- あおき・こんよう
- スチーブンソン
- ベートーベン
- いっきゅう
- キュリーふじん
- とよとみ・ひでよし
「こども伝記ものがたり」第二期 1994年4月1日~1995年3月1日
- ヘレン・ケラー
- のぐち・ひでよ
- マルコ・ポーロ
- シュバイツァー
- シートン
- マゼラン
- リンカーン
- リンドバーグ
- モーツァルト
- こばやし・いっさ
- シュリーマン
- みやざわ・けんじ
「新こども伝記ものがたり」第一期 2017年4月1日~2018年3月1日
- さかもと りょうま
- ヘレン・ケラー
- スティーブ・ジョブズ
- トラップ・ファミリー
- すぎはら ちうね
- エジソン
- オードリー・ヘップバーン
- てづか おさむ
- アンナ・パブロワ
- キングぼくし
- サン=テグジュペリ
- つだ うめこ
「新こども伝記ものがたり」第二期 2018年4月1日~2019年3月1日
- ナイチンゲール
- ほんだ そういちろう
- モーツァルト
- キュリーふじん
- ファーブル
- にのみや きんじろう
- ココ・シャネル
- ライトきょうだい
- アンデルセン
- ガンジー
- マザー・テレサ
- グラハム・ベル
よくよく見てみると何人かは2回登場しています(エジソン、ナイチンゲール、ライトきょうだい
ファーブル、アンデルセン、キュリーふじん、ヘレン・ケラー,モーツァルト)
年間の定期購読ものなのでその年の構成によって複数回選ばれることがあろのでしょう。
絵はリニューアルされていて、文章も少し変わっていることがあります。
そして、スティーブ・ジョブズなど比較的最近の人も伝記になっていておもしろいですね。

ちなみに、うちにないのは…
とよとみ・ひでよし、のぐち・ひでよ、スチーブンソン、シートン、リンカーンです。
「こども伝記ものがたり」が「好奇心」を育てる理由

子供にも理解できる内容でしっかり ”偉人” の物語を体験
優しい文体でわかりやすい
ほとんどひらがなで年齢によっては自分で読むこともできそうです。時間が無くて読んであげられない時など、自分で一生懸命よんでいたりします。
子供時代のエピソードが多く共感を得られる
子供時代のエピソードを自分に照らし合わせて物語を体験しているようです。特にお父さんやお母さんとのエピソードに関心をひいているようです。「なんでお父さんは帰って来ないの?」とか「何で自分のおうちなのに出ていかなくちゃいけないの?」といったようにたくさんの「何で?」を感じてくれています。
新シリーズでは巻末に新聞形式で偉人達を紹介
写真や肖像画をみて「こんな人だったんだぁ」となったり、偉人クイズで盛り上がったりして楽しく歴史を学べています。実際の映像に触れることで「え~こんな感じのひとなんだ~!」と自分のイメージとのギャップを感じたりしています。

”戦争” や ”差別問題” への関心
1800年代から1900年代ごろの話も多く、おのずと戦争の話題に触れることになります。また、「ガンジー」や「キングぼくし」のお話で差別問題にも目を向けるようになりました。4歳では「まだ早いのでは?」と思うことも多々あり伝え方などには気を使いますが、親子でこういった問題を語り合うきっかけになっています。最近では「これはどういうことなの?」と、的を得た質問が多くなってきました。

大人の好奇心も育みます…
意外と知らなかった偉人達の物語
名前は知っていても意外とこの年までよくわかっていなかった偉人たちの物語を学べます。巻頭に年表が付いているので時代背景などを考慮に入れながら考えるとなお楽しいです。
地球儀片手に子供と場所を確認
歴史だけじゃなく ”どこ?” で起こったんだろうと、子供と一緒に確認したり。コミュニケーションを深めるのにとても良いです。二人して「へえ~、こんなに遠くまで歩いていったんだぁ!」とか毎日色々な発見があります。
しかも、寝かしつけにちょうど良い!
上の娘は「2冊読んでほしい~」とせがんできますが、たいがい1冊目が終わるくらいに寝落ちしています。その後は個人的に気になる部分を検索です!
下の娘の感想はまだ聞けていませんが、上の娘は間違いなくこのシリーズに ”ドはまり” しています。
そして、これをきっかけに「アンナ・パブロワ」で ”バレエ” に興味をもったり「オードリー・ヘプバーン」を読んで ”ローマの休日” の映画をみたりしました。
出版元 株式会社チャイルド本社
株式会社チャイルド本社は主に幼児教育・保育に関わる出版物や教材、環境設備などを提供している会社です。
幼児向け出版物
- 月刊絵本や児童書など、年齢に合わせた様々な出版物を発行しています。
- 科学や英語など、教育的な要素を取り入れた出版物も多数あります。
保育・教育関係者向けサービス:
- 幼稚園・保育所・認定こども園などの教育機関向けに、教材や教具、園庭遊具などを提供しています。
- 保育環境の整備に関するサポートも行っています。
2025年現在は「こども伝記ものがたり」シリーズはラインナップされていないようですが
子供の学びになるコンテンツが多数ありますので興味のある方はチェックしてみて下さい。

まとめ

その子によってどんな事に興味をもつかはそれぞれだと思いますが
「こども伝記ものがたり」シリーズは多くのお子さんの「好奇心」
を育む絵本だと思います。
うちの上の娘は大げさではなくとにかくこればっかり読みたがります。
図書館などで貸し出しをしているところが多いと思いますので
よかったら一度試してみて下さい!
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