ようやく春の声をまじかに聞く季節になりました。
春といえば ”お花見” ですね~。
皆さんは今年の ”お花見” の計画はどうしてらっしゃいますか?
僕は、毎年何か子供たちが喜ぶことを考えてあげたいなとおもうのですが…
そこで、もしまだ「なにも決まってないよ~」というのであれば
桜と菜の花の咲き乱れる中を ”トロッコ列車” に乗ってのんびりと旅してみる
なんていうのは素敵じゃないでしょうか?
今回はそんな非日常的な経験をかなえてくれる
「房総里山トロッコ列車で体験する桜と菜の花の絶景旅」
を、紹介したいと思います。
とくに、お子様がいらっしゃる方にはこの特別な体験を一緒に楽しんでください!
房総里山トロッコ列車とは

千葉県の中央部を横断するように走る「小湊鉄道」は千葉の里山の四季折々を感じることのできる
ローカル路線です。特に春には桜と菜の花が両側に咲き誇る中を走る「房総里山トロッコ列車」が運航
房総の春の風物詩として多くの観光客を魅了しています。
客車はの2号車、3号車は解放感あふれるオープン使用のトロッコ列車。それを、昔小湊鉄道で実際
に活躍していた機関車「DB4型」で引っ張ります。鉄道ファンはもちろん、小さなお子さま連れの
ご家族やカップルにもおすすめの、のんびりとした癒しの旅へみちびきます。
房総里山トロッコ列車(小湊鉄道)の歴史
千葉県の房総半島を走る小湊鉄道の房総里山トロッコ列車は、2015年に運行を開始した観光列車です。小湊鉄道は、1926年(大正15年)に開業した歴史あるローカル鉄道で、五井駅(市原市)から養老渓谷駅(大多喜町)までの約39kmを結んでいます。沿線にはのどかな田園風景や里山の自然が広がり、観光客や鉄道ファンに親しまれてきました。
しかし、利用者の減少が続く中、小湊鉄道では沿線の魅力をより多くの人に伝えるため、新たな観光資源として房総里山トロッコ列車を導入。ディーゼル機関車「DB4」が牽引するレトロなトロッコ列車が誕生しました。車両は木製ベンチが並ぶオープン仕様で、心地よい風を感じながらのんびりと景色を楽しめます。

トロッコ列車は、春の桜や菜の花、秋の紅葉といった四季折々の美しい風景を堪能できるのが魅力。また、途中駅では地元の特産品を販売するイベントが開催されることもあり、観光と地域活性化を両立させる役割も担っています。
運行開始以来、鉄道ファンだけでなく、家族連れやカップルにも人気の列車となり、小湊鉄道の新たな名物として定着しました。現在も、多くの人々に愛されながら、房総半島の魅力を発信し続けています。
運行情報
運行区間
運行区間は 五井駅~養老渓谷駅
所要時間は 約2時間の行程です
しかし、全区間必ず乗らないといけないわけではありません。
都合に合わせて途中の駅から「ちょい乗り」もできます。
小さな子供と一緒で「2時間はもたないなぁ」という場合
『「里見駅」から30分』といった使い方もできます。

運行日
2025年の「房総里山トロッコ列車」の運行は
3月20日(木、祝)~ 5月6日(火、祝)の間の 土日祝日
そして
3月24日(月)、28日(金)、31日(月)
5月 1日(木)、 2日(金)は平日ダイアでの運行があります
乗車運賃
- 房総里山トロッコ指定席券料金
運賃表※太字は往復割引運賃
記載のない区間はフリー乗車券が
おトクです※赤文字は子供運賃 - おトクな乗車券もご利用いただけます
小湊鐵道線全線 発売当日限り有効
発売当日限り有効 フリー区間:五井~高滝間
発売当日限り有効 フリー区間:高滝~上総中野間 トロッコ指定席券片道1回利用可
小湊鐵道といすみ鉄道の運賃が含まれます。当日限り有効※Suica、PasmoなどのICカードはご利用になれません。※定期券ではご乗車できませんご乗車例大人の方が五井から上総牛久までトロッコ列車ご乗車される場合、運賃710円にトロッコ指定席券600円をプラスした1,310円となります。
※転載元 小湊鉄道公式サイト
ご予約はこちらから
窓のないオープン列車は2両目と3両目で解放感を味わうにはもってこいですが
雨の日などは雨具持参がお勧めです。
赤ちゃんなどをお連れの場合寒さ対策として、1両目と4両目を選択肢にしても良いでしょう。
桜と菜の花は一緒にみられる?

桜と菜の花の間を通り抜ける「トロッコ列車」
あこがれますね~
しかし、これは花の開花状況次第
そこで、例年の傾向と今年の開花予想を見てみたいとおもいます。
桜開花状況
年度 | 開花日 | 満開日(推定) |
2021 | 3月14日 | 3月21日~24日 |
2022 | 3月20日 | 3月27日~30日 |
2023 | 3月14日 | 3月21日~24日 |
2024 | 3月29日 | 4月5日~8日 |
小湊鉄道沿線のデータは見つからなかったので気象庁の ”東京” のデータを参考にしています。
満開日は開花日の7日~10日後と推定
菜の花に関しては開花時期が長く例年 3月初旬~4月初旬頃が見ごろとなるでしょう。
では気になる2025年の桜の開花予想は
年度 | 開花予想日 | 満開日(推定) |
2025 | 3月24日 | 3月31日~4月3日 |
ということで 前後2日を見ごろと認定し2025年は3月29日~4月5日が
ベストと予測します!
親子で楽しむ!房総里山トロッコの旅モデルプラン
9:00 市原IC 出発 →「高滝湖」へ移動(車で約15分)
房総里山の自然を楽しむ前に 高滝湖でリラックス
市原湖畔美術館を見学
各種イベントやワークショップがおこなれており自然とアートの融合を体験
10:20 小湊鉄道 里見駅へ移動(車で約10分) → 11:01 里見駅発の房総里山トロッコに乗車
11:01 里見駅 発 → 11:28 養老渓谷駅 着(トロッコ列車)
※土日のダイア

オープンエアのトロッコ列車でのどかな里山の景色を満喫!
風を感じながら走る列車に、お子さんもワクワク
11:40 養老渓谷駅周辺で遊ぶ
養老渓谷ハイキング(所要時間:約1時間)
おすすめコース
養老渓谷駅 → 中瀬遊歩道(約20分) → 出世観音(約10分) →弘文洞跡(約10分)→養老渓谷駅に戻る(約10分)
12:40 養老渓谷エリアでランチ
近隣の飲食店
【いちはら里山ジェラート販売所】
駅に併設された売店 里山ジェラートのほかにお団子やおこわも売っています。
飲食スペースもありゆっくりすごせます。
【あさひや】
駅の目の前にあるお食事処 山菜そばやうどんのメニューありです
【ラーメン兼龍】
昔ながらのラーメン屋さんです
14:40 養老渓谷駅発 → 15:10 里見駅着(普通列車)

里山の景色を楽しみながら、里見駅へ戻ります
15:30 道の駅あずの里いちはら(車で約25分)
地元の新鮮な野菜や特産品がそろう道の駅でお土産をGET!
ピーナッツ製品や新鮮な野菜、お菓子などが充実
営業時間:9:00~18:00
16:30 帰路へ
楽しいトロッコ列車と房総の自然を満喫した1日
お子さんと一緒に素敵な思い出を作ってください!
まとめ

千葉房総の里山を満喫できる「房総里山トロッコ列車」の旅
ゆったりとした気持ちで千葉の春を楽しんでください!
特にお子様には特別な体験になること間違いなしです!
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