今年は台風、少ないですよね?
でも僕らの旅行期間は、そんな希少な台風とバッティングしていたわけで
「台風だけど、案外大丈夫だったねぇ」と、言う事は、ある程度の影響を受けていだと言うこと…。
那須ロープウェイ那須の森ヴィレッジと順調に進んできた今回の旅行。
しかし、台風の接近に伴う心理的動揺で、2日目、最終日は翻弄されてしまう結果になるのでした。
雨の予報と計画
台風5号(ナーリー)は、2025年7月13日から14日にかけて、日本列島の東海上を北上していきました。
直撃は免れたものの、台風周辺の雲が関東地方に影響を与え、時間帯によっては激しい雨が予測されています。
さて、前日からそれを踏まえて “室内でも楽しめる計画” を話し合ってきました。
幸い、ここ那須高原には雨でも楽しめる観光スポットが充実しています。
雨の那須観光計画
と、言うわけで、雨でも楽しめそうな今回の候補は以下の通り
- 藤城清治美術館
- 那須とりっくあーとぴあ
- 宝石探し トレジャーストーンパーク
- 那須ステンドグラス美術館
- 那須オルゴール美術館
- 那須テディベア・ミュージアム
この中から “藤城清治美術館” “那須とりっくあーとぴあ” “宝石探し トレジャーストーンパーク” が候補に
長女は ソフトクリーム スイッチが入ってまして、とにかく、なんでもいいから、かならず、ソフトクリームのとこ行こうね!と。
あまりにしつこいので妻にキレられる始末…。
雨が上がり束の間の快晴に欲が出る
そんな計画のさなか、空を覆っていた雲が解消、一転見事な快晴へ。
欲が出るんですね、ここは那須高原、「高原」
ですよ…。
「あっ、これもうあれなんじゃない、台風一過!」
と、他の可能性も頭をよぎります。
“那須高原りんどう湖ファミリー牧場” “那須どうぶつ王国” “那須サファリパーク”
この、気の迷いが、一日中右往左往してしまうひとつの要因にもなっていきます。
再びの豪雨 台風を侮るなかれ
少し検討、相談していると、にわかに空が暗転し始めてポツポツ始まりました。
11時
やっぱり、雨の日のプランで行こう!と、まずは “藤城清治美術館” へ。
10分ほどで駐車場に到達しましたが、その頃には降り出した雨が手のつけられないほどの豪雨に。
これじゃあ、車から降りられません…。
しばらく待機していると、雨がピタっとやみ強めの日差しがさしてきます。
さあ、晴れ間のうちに行こう!
藤城清治美術館那須高原
藤城清治と聞いてピンとこない方も多いでしょう。
しかしある程度の年齢の方なら、「東京電力」の影絵のCMでお馴染みの美術作家です。
子供の頃、山梨に家族旅行した際に 昇仙峡 影絵の森美術館 で、藤城清治氏の作品に触れて、
なんて素敵なんだ!自分の部屋を、こんな光と影のおりなす素敵な空間にしたい!と、強く心に抱きました、
しかし、調べてみると “昇仙峡影絵の森美術館”は、1992年設立らしく僕は19歳…。
全然子供じゃないじゃん!!!
“成人間際のハイティーン” 男にも強い感銘を与えた、藤城清治氏のアートを子供達にも体験して欲しいのです。
11時30分
猫たちがお出迎え

敷地内にはステンドグラスで彩られたチャペル

チャペルの内部は厳かな空間です

チャペルを過ぎて、エントランスの緑道を奥へ進むと、美術館内のカフェが見えてきます。

ちなみに今回、写真不足につき上3つの画像は、以前訪問した時のものです。夕方なので薄暗い…。
こちらの美術館、展示室内は撮影禁止ですので、他の施設も含めて
を、ご覧ください。
子供連れでの滞在時間と反応
台風の雨を避けて、チャペルを見学し、美術館の建物に入館したのが 11時45分くらい。
そして、一通り見終わって退館したのが 13時過ぎ。1時間半ほどの滞在時間でした。
僕は長女と先に回りはじめたのですが、童話などをモチーフにした作品に、場面に見合ったお話がひとつづつついていて、絵本のように順番に読み進めることができます。最初のうちは全部読み聞かせていたのですが、膨大な時間がかかりそうなので、かいつまんで説明に変更。
すると、長女はそれが不満だったらしく。
「じゃあ、先に行くからね!」と、怒り気味でどんどん進んでいってしまいます。
しかし、展示室の最深部にある、大きな映し鏡の影絵に感動したらしく。
「すごいねー、ママに教えてくるねー!」
と意気揚々と、ママのもとに。
この作品は “魔法の森に燃える再生の炎” と言う巨大な影絵で、両サイドと上に設置された鏡によって、どこまでも続いているかのような幻想的な空間を作り出していました。
ジグソーパズルにもなってるそうですよー
昼食までの長い道のり
13時20分
空模様は、案外晴れ間が多い天気…。
朝食ビュッフェでお腹いっぱい食べて、ながらく腹持ちしていた我々も、そろそろお腹が空いてきた頃合い。
少し遅めの昼ごはんを食べて、天気も晴れてきた、これで出るんだー、 “那須どうぶつ王国” も視野に入ってきたぞ!
まずは、ご飯屋さんを検索。サクッと食べて、次に行こー!
が、ここから迷走が始まります。
道の駅那須高原友愛の森
いろいろと昼食の候補は挙がったのですが、「道の駅なら何かしらあって、どうにかなるよね!」と、”道の駅那須高原友愛の森” 目指します。

ちょっと検索に時間を取られ過ぎました…。
到着したのは 13時45分
ここには “なすとらん” と言う、地元産の食材を使ったレストランとがあります。
でも、僕たちが目指したのは、直売所でありお土産もの屋でもある “那須ロイヤル高原マルシェ” 。
ここのフードスタンドには、うどんやカレーなどが、お手頃価格で提供されています。
「さあ、子供たちはうどんね。パパは那須ラーメンにしようかな。ママはカレーでいいね!」
と、注文をとりまとめて券売機に向かうと…
売切れ 売切れ 売切れ 売切れ
残っていたのはすいとんだけ…。
気がつけば背後では、追い打ちをかけるような土砂降りの雨…。
「ないっぽい…」
お腹が空いているだけに落胆がハンパない。
そこで、豪雨の中 “なすとらん” へ移動するも
3,000円くらいするセットメニューしか残ってない…
ちょっと、予算オーバーかなぁ…
旅行で、ケチなことは言いたくないけど…
14時15分
他の選択肢を探るべく、車に戻りもう一度食べ物屋さん検索です…。
うどん匠人岡本
探してみると、10分もかからないところに
“うどん匠人岡本” があります。
困った時は、そう!うどんですよね。
14時30分到着
まるで、別荘のような趣のお店です。
僕は “武蔵野風肉汁うどん” を大盛りで注文

少し甘いつけ汁にツルツルの麺が絡んでとても美味しい逸品。
妻は “アオサと海藻のうどん”

アオサの風味が美味しそうです。
子供達には “お子様うどん”

ところが、うどん大好きの長女の食が進みません…。
うちの子達には少し味が濃かったですかね〜
結局大部分を僕がいただきました。
子供達には普通の、温かいかけうどんを再注文。こちらの方が味が優しく、食べやすかったみたいです。
そんなこんなで、食べ終わると時刻は
15時30分
1日があっという間に過ぎていく…。そんな印象を強く感じるここまでの
ソフトクリームを食べに
昼ごはんを食べるのに 2時間超かかったし、
なにしろ、これから3時間くらいかけて帰らなくてはならないので、
もう遊びに行くところも限られてしまいました…。
朝から、長女は「ソフトクリーム食べようね!ソフトクリームどこで食べる?」
と、ソフトクリームスイッチが入っていたので
「じゃあ、最後に美味しいソフトクリーム食べて帰ろうか」
美味しいソフトクリームで有名な “南ヶ丘牧場 “ へGOです!
南ヶ丘牧場

“南ヶ丘牧場” は、自然に囲まれた観光牧場です。入場無料で、乗馬や動物とのふれあい体験、釣りやアーチェリーなどが楽しめます。
名物のジンギスカン料理やピロシキ、今回の目的でもあるソフトクリームが人気です。
立地的には “那須の森ヴィレッジ” から7分、藤城清治美術館からは3分。
この日はこの辺りをウロウロ、行ったり来たりしていた感じになっていますね…。
案内板はこちら

台風予報の月曜日、しかも夕方とあってお客さんはまばらです。
第一ミッション ソフトクリームを目指せ!
入ってすぐにソフトクリームの看板発見!

50歩歩いた先の “つむじかふぇ” は、時間のせいかしまっていて、その向かいのレストラン “サンガ” へ誘われます。

ここは、名物のジンギスカン料理やピロシキなどが食べられるレストランで、ソフトクリームも各種販売されています、
そしてゲットしたのがコチラ!

こちら、プレミアバニラソフトクリーム
600円
濃厚ですね〜、クリームチーズっぽい、しかし食べやすい。しっかりとしたと言う表現の似合うソフトクリームです。
美味しかったですよ!
ようやく長女の、たっての念願が叶いました!
動物達とのふれあい体験
ここの牧場の魅力は 動物達とのふれあい体験 が充実していることです。
長女は “うさんぽ広場” を選択

その名の通り、うさぎさんにリードをつけて敷地の中をお散歩できます。
すぐに穴に逃げ込みます

15分間
穴から抱っこして広いところに連れていき
穴に一目散で逃げ戻り
広いところに連れていき
穴に戻り
連れていき
戻り
下の娘も参加して、追っかけっこを楽しんでいました!
うさんぽ広場
うさぎ1羽15分 ¥500
入場料1人 ¥200(3歳未満無料)
受付 16:30まで(季節により変動あり)※小学生以下のお子様の利用は保護者(中学生以上)の同伴が必要(有料)
終わった頃には、16時30分をまわり。動物達とのふれあい体験の受付は一様に終了してしまっていました。
乗馬とかエサやりとか、もっとさせてあげたかったな。
はじめからここに来て、ご飯もここで、遊びもここでよかったんじゃなかったのかなぁ?
強くそう思った次第であります…。
まとめ 楽しい旅行もあっという間に
もはや17時、帰るのに最低でも3時間はかかるとして20時。
「もっと遊んでいたいけど…」
「そろそろいかなくちゃいけないね…」
と、言うことで帰宅の途につきます。
この日の正解は、”藤城清治美術館” → “南ヶ丘牧場” の二択だったようです、雨のやみ間も結構あったので、もっといろいろさせてあげられたのになと…。
ご飯だってここでよかった訳だし…。
まあ、後で言うのは簡単です、クヨクヨせずに、今後の参考にしましょう!
と、言うわけで楽しい時間はあっという間に過ぎ
あとは、安全運転で帰ります。
グタグタなのでアレですが、皆さんの反面教師にしていただければ幸いです!