偕楽園 梅まつり

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2025年3月1日 茨城県水戸市の名勝 偕楽園の梅まつりに行ってきました。

今回は「観梅」はもちろん ”梅酒まつり” に参加したい!

と、張り切り勇んで計画

”梅酒まつり”は 2月28日(金)~3月2日(日)の3日間おこなわれるイベントで

111種類の梅酒を30分間飲み比べできます(もったいないので制限時間内ただひたすら飲み続けることになります…我々の夫婦の場合は)

僕「”梅酒まつり”やるみたいだけど、どうする?」

妻「当然参加するっしょ!!」

僕「よし!じゃあ開催している日にしよう!」

妻「てことは電車だねー」

などと幼い子供をふたりかかえているとは思えない能天気さで計画した今回の小旅行

梅の開花情報などとあわせてお伝えします!

偕楽園

偕楽園は、金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられており、天保13(1842)年7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により造られました。

「偕楽園」とは「領民と偕に楽しむ」という意味だそうで

修練の場、藩校「弘道館」と癒しの場「偕楽園」が対になって優れた人材の育成を目指しました。

そして、ここには100品種3000本の梅が植えられ「観梅」の名所として有名です。

斉昭公は梅の木を大変好んでいたようですが、花の美しさはもとより梅の実が有事の非常食になるという実用性も評価しての事でした。

天保の飢饉などの経験もあって非常時の対策の一環でもあったんですね。

梅まつりの歴史

100年を超える歴史がある「観梅」

斉昭公が水戸藩主になって梅が植えられるようになってから「観梅」は春の風物詩として定着しました

当初は文化人(正岡子規など)が中心だったようですが

明治期になり鉄道の開通に伴い観光客が増加していきました

開花時期のみの臨時駅「偕楽園駅」も今年で100周年!

もっと最近の観光ブームの為につくられた臨時駅なのかと思っていましたが

歴史のある駅だったんですねぇ。

今では花の時期に毎年20万人以上が訪れています。

開花情報

例年3月初頭は見ごろの場合が多いのですが

2025年3月1日現在

開花率 3割程度

見ごろは2週間ほど先

先週など寒い日が続き今年は開花が大幅に遅れているようです。

公式ホームページに開花情報がありますので確認してみて下さいね。https://mitokoumon.com/ume/

常磐線アクセス

4歳と1歳の愛娘たちとのお出かけです。

いつもは車で出かけることが大半なので下の子は電車にのるのがこれが初めて。

やはり子供連れだと長時間の行程はなかなか大変で

できれば早くついてその分早く帰りたいというのが本音です

今回は常磐線での移動なのですが ナビタイム で検索すると

特急がかなり時間短縮になり便利そう。

品川ー偕楽園(観梅時期のみの臨時駅)

  • 特急ひたち 1時間20分程度                                           
  • 特急ときわ 1時間30分程度

しかし

チケット購入しようと思いましたが

一席しか空いておらず断念

帰りは水戸駅から 特急ときわ に乗車。

 めちゃくちゃ快適だったのでこれはおすすめですよ。

入場券について

偕楽園駅から東門入場口を目指します。

千波湖を背に常磐神社の長い石段を上の娘を励ましながら登りきると

そこには数々の屋台。

アリエルの風船買って~!!!

という上の娘の叫びをいなしながら左手に進むと長蛇の列…

”最後尾はこちら”の看板からあっちこっちにくねくね曲がりながら券売所へ人の列が続いています。

看板係りのお兄さんに「あの~これって~」と声をかけると少し食い気味に

「入場券の列です!」

妻に「セブンチケットでも買えるからかっておけばよかったね」と声をかけると

「知ってんなら買っとけよ」と、無言の圧力 Σ( ̄□ ̄|||)

並びます…。

ゆっくり座っていてください…。

結局 うしろのおばちゃんの愚痴を耳にしながら並ぶこと30分

途中 ”電子チケットあります” と書かれたQRコード付きの看板を発見

アソビューサイトからの電子チケット購入も可能とのことでしたが

あと少しだし

記念に写真入りチケットが欲しくなったので券売所の窓口をチョイス

ここで30分タイムロスしました 

もし土日で行かれるご予定があるのでしたら

チケットは事前購入がベストチョイスです。

お昼はピクニック

「偕楽園駅」より普通にアクセスすると東門の入場口から入ることになります。

入ってすぐの左手に美しい芝生の広場があり千波湖を眼下に眺めながらレジャーシートを広げてピクニックができます。

もうこれだけでも

梅が咲いていなくたっていいや!

と、思うくらいに気持ち良かったです。

朝、早起きしてつくったお弁当と屋台の 太麺焼きそば で昼食です。

梅酒まつり

さて、”梅酒まつり” はどうなったかといいますと…

家を出てバスから電車に乗り換えるあたりで

言葉にはしませんでしたが

僕も妻も気が付いていました…

「この子達いて ”梅酒まつり” なんて絶対無理じゃん!!!」って

なのでお互いに話題にも出さなくなっていました

しまいには

「電車に乗ってでかけるなんていい経験だね~」

なんて、車移動を選ばなかった自分達を正当化する始末

まあ、こうなることはうすうす気づいてはいました…最初っから…

機会があったらまたチャレンジしたいですね。

おとなしめに梅酒ミニまつり

だがしかし!

今日は電車で来ているので

梅酒ソーダ飲み比べです!\(^_^)/

左から 

  • 木内梅酒(木内酒造)
  • 百年梅酒(明利酒類) 
  • 一品梅酒(吉久保酒造)

木内梅酒

香りが高く バラの香りかと思いました

酸味が強くキレがあります

百年梅酒

まろやかで一番梅酒っぽいです

妻はこれが気に入ってました

一品梅酒

こちらもスッキリしていて

香りの高いハイボールのような吞みくちです

観梅期間のみ営業の ”梅光亭” というフードスタンドで購入しました

梅肉饅なるものも売っていましたよ

記念撮影

お腹もいっぱいになり園内を散策

すると少し先に人だかりがあり、近づいて行ってみると…

「水戸の梅大使」の綺麗なお姉さまたちです

毎年 ”水戸観光コンベンション協会” で選出され、水戸の魅力を伝える

水戸観光の「顔」なのだそうです。

それから

黄門様ご一行

こちらもオーディションとかあるんですかね?

どちらも記念撮影可能です!

好文亭

斉昭公が自ら設計したといわれる「好文亭」

好文木=梅 

「学問に親しむと梅の花が開き、学問をやめると花が開かなかった」という中国の故事に由来しているとのことです。

昭和20年の空襲で全焼しましたがすぐさま再建されました

この渋い建物が子供の心に響くのかと不安がありましたが

娘は各部屋の襖絵に興味津々で

「うわぁ、綺麗だね~」を連発

案外 風流がわかるのだなぁと感心しつつ

日本最古のエレベーター(配膳昇降用)を見学

そして、一番のみどころは

二階から望む庭園と千波湖の景色!

何度見ても「おおっ!」てなっちゃいます

出口について上の娘が

「もう一周したいね」と、いっていました。

楽しんでもらえたようで良かったです (^-^)

階段が急なのと、すぐ指を突っ込めそうな位置に障子があるので

小さいお子様連れの方は気を付けて下さいね。

まとめ

梅の見頃は外してしまいましたが、陽気も良くとても楽しい一日になりました!

子供たちも結構楽しんでくれたと思います。

子供と一緒に楽しめるスポットだと思いますので

是非(特に「観梅」の時期に)お出かけしてみて下さい!!!

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