2025 日光の紅葉を子連れで楽しむ 1日のプランを完全紹介!

子育て

前出のブログ

“2025 日光の紅葉を楽しむための事前準備に下調べ”

の予告通り、2025年10月27日(月)から一泊で、日光、那須方面へ家族旅行に行ってきました!

今回のその1日目のレポートです。

目的はズバリ、日光の紅葉

宿泊先の僕の常宿(2回目) “那須の森ヴィレッジ” からは、実は早くても1時間半かかるので、半ば強引なプランニングではありますが、

日本を代表する観光地、日光の自然を娘達と一緒に楽しみたいと思って企画しました。

事前の計画をどの程度再現できるのか?

子供達は “もみじ狩り” をどの程度楽しめるのか?

お伝えしていきたいと思います!

出発目標時刻 7時

前ブログで設定した通り、出発予定は7時と設定しました、はたして現実はどうだったでしょうか?

事前準備

前の日の夜中、黙々とおにぎりを握る男が 1人…。

さっきまでワイワイと、明日持っていく荷物をみんなで用意。

テンションがあがりきった上の娘が、変な踊りを踊りながら、必要に絡んできたり。下の娘がバックに入れた着替えを片っ端から引っ張りだしたり。

旅行前の楽しい時間を過ごしていました。

旅先で遊ぶすごろくオセロなどのゲーム。車の中や寝かしつけに必須の絵本たち。

それぞれの だいじ毛布。

一通り準備も終えて疲れた娘たちは、スヤスヤ眠っています。

小ぶりなおにぎり16個、卵焼きに茹でたブロッコリーもつめて昼のお弁当完成です。

さあ、深夜2時。遅くなりましたがそろそろ寝ましょう!

5時半起床、7時の出発を目指します!

5時半起床

まんまと寝不足ですねー。もう少し計画性を発揮しないと…。

これから運転、気を引き締めていきましょう!

6時に子供達を起こして、案外順調に朝のルーティンをこなしていきます。

ちなみに朝ごはんは車中食。

7時過ぎには、おおかたの用意も終わり

「おー!以前と比べて、著しい進歩!」

と、1人感嘆。

[リザルト] 出発時刻 8時

しかし、ここから…。まったりと時間が流れ出し…。

実際、車が動きだしたのが

ジャスト 8時

この1時間は何にかかったのだろう?謎です。

さあ、出発!一路日光へ!

それでも、まあいいか。以前、上の娘が生まれて最初の旅行で南房総に行った時には、出発がお昼になったこともありました…。

それに比べりゃマシです。優秀です。

外環から東北自動車道に入り北を目指します。

羽生パーキングエリアで小休止

さて、この先の最初のお楽しみは高速道路のサービスエリア。

前出のブログ記事で紹介した通り、候補にあがるのは

  1. 蓮田サービスエリア
  2. 羽生パーキングエリア
  3. 佐野サービスエリア

の3箇所でした。

選択の余地はあるようで無い…。それは尿意と共に訪れます。

今回は下の娘の「おしっこー!」の号令で

“羽生パーキングエリア” に決定です。

到着したのは 9時35分

7時出発のモデルコース。予測では羽生パーキングエリア、9時過ぎの到着を見込んでいたので、取り戻したかっこうになっています。

DONQ 羽生PAパサール店 カリカリなメロンパン

ここについたからには “DONQ 羽生PAパサール店” の名物「カリカリなメロンパン」

ザラメの砂糖が食感を際たださて、絶妙な甘さ加減があとを引く逸品です。

これを2つ購入、後で車内で食べましょう!

Pasar スタンプラリー

重ね押しスタンプラリー発見!

各所 SA PAに設置されているスタンプを押すことにより、絵が完成されます。

スタンプを完成させると、オリジナルキャラクターのアクリルキーホルダー何もらえるとか。

「Pasar(パサール)」とは
NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)が展開している
高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)にある複合商業施設です

「うおー!!!」

早速スタンプラリー挑戦ですが…。

東北自動車道 蓮田SA(上り) 羽生PA(下り) 関越自動車道 三芳PA(上り) 常磐自動車道 守谷SA(上下) 京葉道路 幕張PA(上下)

高速道路からして、さまざま

これをコンプリートするのは壮大な月日を要してしまいそうなプロジェクト。

ちなみに帰りにひっそりと 蓮田SA(上り)に立ち寄り、人知れずスタンプをゲットしました!

「ガチャガチャやりたいー!」も「ぬいぐるみ買ってー!」もなし… 肩透かしをくらう

ここで、少し意外だったのが。

「ガチャガチャやりたいー!」とテンションを上げることも

「ぬいぐるみ買ってー!」とおねだりされることも

一切なし!

スタンプラリーをこなして、すみやかに車に戻る…。

なんか…ちょっと、さみしい…。

成長なのか?たまたまなのか?

肩透かしとはこのことです。

ちなみに、これ

見当たらなかったですよ、羽生パーキングエリア(上り)にあるのでしょうかね?

※ 前出ブログで紹介した 羽生パーキングエリアの「鬼平江戸処」江戸の町並みを再現したコンセプトパーキングエリアは(上り)だったみたいです。記事を訂正しておきます。

羽生パーキングエリア(下り)フードコート

佐野藤岡付近で大渋滞 1時間のタイムロス

午前10時

比較的すみやかに羽生パーキングエリアを離脱。

所要時間 30分でした

理想的ですねー。

ここから最初の目的地「明智平ロープウェイ」までは、およそ1時間30分ですので、

到着予定は11時30分

しかし、ここから地獄の大渋滞が始まります。

ハザードランプを点滅させた渋滞の車列の後ろにつくと、そこからは少し進んでは止まりを繰り返すノロノロ運転…。

どうやら、この先で事故があったようで、時々路側帯を緊急車両がサイレンを流しながら駆け抜けていきます。

「うーん…羽生で停まらなければ、この渋滞は回避できたのか?」

「しかし、もし佐野まで行こうとして、渋滞につかまっていたら、トイレがやばかったなー。」

様々な考えが頭をよぎります。現実はノロノロと車列の一部となって車を動かすのみ。

しばらくすると、後部座席に陣取って暇を持て余した長女がしびれを切らして…

「まだ旅行ははじまらないの?!」

「パパはいいよねー?運転好きだもんねー?好きなことできてていいよねー?」

とイライラを募らせ、嫌味ともとれるクレームをつけてきます…。

かなり前から旅行は始まってるんだけどね (^_^;)

彼女の中では、まだ旅行の前段階なんだなと少し興味深い発言でしたね。

この時点で、明智平ロープウェイ 到着予定は 12時30分

流石に疲れるよね〜、ゴメンね…。

いろは坂到着

途中、再度トイレに立ち寄ったりがありまして。”いろは坂” の出発点にたどり着いたのが

13時ちょうど

言わずと知れた “いろは坂” ですが

栃木県日光市にある山岳道路で、中禅寺湖や華厳の滝へ向かう観光ルートとして有名です。全長約15.8kmの道には、上りと下り合わせて48か所の急カーブがあり、それぞれに「いろは48文字」が割り振られているのが名前の由来となっています。

日光東照宮方面、国道 120号馬返から中禅寺湖畔にかけては、登り専用の第二いろは坂でアクセスします。

目指す “明智平ロープウェイ” はその坂道の途中です!

機嫌を直してテンションが上がる長女

「いろは坂のうんちく」をひと通りレクチャーして、カーブごとの看板にある「いろは」のひらがなと番号を一緒に数えているうちに、上の娘の機嫌もなおってきました。

「なんだかたのしくなってきたよう〜!」

と嬉しそう。

最近すっかりひらがなを覚えた事もあり、やる気が戻ってきたようです。

いろは坂の紅葉 色付きは?

いろは坂は、登り下りで48のつづら折りを要する、すなわち短い範囲でより高度を得るための仕組みになっています。

始点の馬返から中禅寺湖の標高差は440m。よってその高さの度合いによって紅葉の色付きも違ってみえます。

ウェザーニュースによる今年の見頃は10月29日でしたので、少し高い所のほうが色付きに期待出来ると思われます。

しかし、正直な感想。「目を見張るほどの絶景!」と思えるところには巡り会えませんでした。

少しひらけたところから、山の裾野を眺望する景色は、色付きも深めで鮮やかでしたが、全般的には少しおとなしめといった印象でした。

明智平ロープウェイ 大渋滞で諦める

序盤は比較的道もすいていて、順調に “いろは坂” をドライブしていきました。

この第二いろは坂の途中むかって右手つづら折りの曲がり終わりに “明智平ロープウェイ” の駐車場があります。

ですので “明智平ロープウェイ” を目指す車は、2車線あるうちの右側に寄って車を走らせることになります。

順調に車を走らせ、いよいよあとカーブ3つという位置、距離にして400m手前という地点から…

駐車場待ちの車の列ができていました。

ちょっと下調べ不足でしたね。平日なので勝手にすいているって思い込んでいましたが、実際には紅葉真っ盛りの日光、それなりに混むという予測を立てて行動するのが必須だということでしょう。

車の列は時折思い出したかのように、少し進む程度で、全く先が読めません…。

しばしの家族会議の末、「ここで時間を使い過ぎて、他に何もできなくなるより、ロープウェイは諦めて先の予定に進もう!」

と今後の予定優先の方針を片目、断腸の思いで駐車場待ちの車列から離脱しました。

帰宅後、ネットで情報を確認したところ、紅葉の時期は平日でも朝 8時くらいのアプローチが望ましいとありました。

気を取り直して 華厳滝観光

明智平ロープウェイをスルーした僕たちは、そこから5分ほどで 県営華厳滝 第一駐車場 に到着。

時刻は 13時30分

ひょっとして、どこも混雑しているのでは無いか?という疑念と裏腹に、それほど混雑する事もなく車を止めることができました。

駐車場に車を停めると、慌ただしく華厳滝エレベーターを目指して動き出します。

時間を急がなくてはならない理由とは

この後の予定にして、今日最大のイベント。

「中禅寺湖遊覧船」

上の娘も「乗ったことがないから、遊覧船が一番乗りたい!」と大のりき。

その出航時刻が次回は14時30分。これをのがすと次の便は15時30分になってしまいます。

周遊時間はおよそ55分との事。

ここから、今夜の宿泊先 “那須の森ヴィレッジ”まで、早くても1時間半かかりますので、14時30分の便がタイムリミットです。

第一駐車場から華厳滝へ向かう美しい舗道

他の観光の方々がゆったりと自然を楽しみながら歩いている中を

慌ただしく、エレベーターを目指す4人組…。

ところで華厳滝にくると、お土産物屋さんの裏手側から無料の展望台があって、そこからでも充分迫力がある!と一旦思うのですが。

エレベーターを降りた観瀑台からは、それを軽く上回る迫力があります。

「上から見えるからそれでいいや」と思っても騙されたと思ってエレベーターに乗って下さい!

絶対に乗って下さい!

さあいよいよエレベーターで観瀑台へ

華厳滝エレベーター乗り場

日本情緒あふれる建物です。

エレベーター利用料金は

大人 600円

子供 (小学生以上) 400円

今回は大人2人分の料金で済みますので

1,200円です。

改札を抜けて

すぐ右手に2台のエレベーターがあります。

1930年の操業から現在は3代目(2007年より)のエレベーターで、

現行のエレベーターはコンピュータ制御の遠隔操作、ボタンは押せません。

下の娘は絶賛 “エレベーターのボタン押させて” ブームなので、不満そうにしています。

およそ100mの高低差を1分ほどで昇降します。

エレベーターで100m下まで降りた後は、緩やかな坂を下っていきます。

ここは、僕の小さい頃から変わらすの風景ですね。

坂に続く階段を下り切ると

観瀑台到着です

自分の足で歩くんだ!と懸命についてきた下の娘ちゃん。

観瀑台に着くと、その轟音と滝の圧倒的な迫力に

と大人顔負けのナイスなリアクション。

上の娘は?というと、時折耳を塞いで終始しかめっつらです。

紅葉の色付きは?

見頃予想は10月28日

ほぼ見頃予想を裏切らず、綺麗に色付いていました

こうなってくると、明智平ロープウェイからの眺めはさぞ美しかっただろうなぁと悔やまれる次第です。

華厳滝とは

那智の滝(和歌山県)と袋田の滝(茨城県)と並ぶ日本三大名瀑のひとつ。

今から1200年前の平安時代に、日光を開山した ”勝道上人” によって発見されたとされています。

中禅寺湖の唯一の流出先、大谷川の最上流部に位置し、滝の落差97m、平均毎秒3トンの流出量です。

実は流出量は中禅寺ダムで調節されていて、観光用に「昼間は多めに流し、夜は控えめに」なんてことが行われているそうです。

遊覧船へいそげ!

予定通り14時に華厳滝離脱

所要時間 約15分

お土産物屋完全スルーで、中禅寺湖遊覧船にむかいます。

慌ただしさは相変わらずです。

「こやめんね〜」ゆっくりしてられないねー、

車に乗り込み中禅寺湖畔の県営駐車場までは約5分(Times県営湖畔P1駐車場)

山の斜面に位置する駐車場から、橋を渡り2Fの展望デッキを経て湖畔の県道120号線まで、スムーズにアプローチできます。

展望デッキから望む中禅寺湖の眺め

そして着いたのが “道の駅 中禅寺”

時刻は14時20分

頑張りました!これでようやく慌てなくて済みます!

湖畔に向けて斜面が続きますので、ここの入口が2階のラウンジ。

乗船券はひとつ下がって、1階で購入します。

中禅寺湖遊覧船は3ヶ所の途中停留駅があり、どこで下船するか選べます。

また、一周フリー乗船券は乗り降り自由で、途中下船して、次の便にまた乗船する事も可能です。

一周フリー乗船券

大人(中学生以上) 1,850円

小人(小学生) 930円

今回も大人2人分で 3,700円也

運航ルートは時計の反対まわりに進みます。

船の駅 → 菖蒲ヶ浜 → 大使館別荘記念公園 →立木観音

一周 55分の船の旅です、

さあ!出航だー!

中禅寺湖に突き出した桟橋へ移動。

午後の日差しにきらめく湖の景色が綺麗です。

ゆらゆら揺れる桟橋で待つ事数分。

やってきたのは遊覧船「男体」

乗客でいっぱいな遊覧船「男体」

さあ、娘たちは初体験。遊覧船に乗船です!

1階、2階 客室

この回の乗客はそれほど多くなく、船内の座席にもだいぶ余裕がありました。

まずは、何も考えずに 2階船室の進行方向左側に着席。

2F 清潔感のある木目調の座席

中禅寺湖の水面が美しく映えているのですが…

先程もお伝えしたように、運航ルートは時計の反対周りです。

湖岸の紅葉など、景色の変化を楽しみたい場合、座る位置は進行方向右側が正解です。

気がついた時にはもう遅く、右手側の座席は埋まってしまっていました。

そこで、妻が 1階のようすを見に行くと、相席ですが、右側の座席に少し余裕ありとの事で、移動。

1F 高級感のある内装の一階客室

船窓からみる日光の山々はどれも美しい眺めです。

船内には広くてキレイなトイレも設置されていますので、子供連れでも安心して利用できます。

展望デッキ

終始上機嫌な娘たちでしたが、さすがに 1時間弱の乗船には飽きてきたようです。

“大使館別荘記念公園“ のあたりで展望デッキに連れ出します。

開放感があって気持ちが良い展望デッキですが、さすがに10月下旬の中禅寺湖、時間も夕方に差し掛かり 寒い。

ので、少しの間ここで気分転換。雄大な自然を肌で感じましょう!

旧英国大使館別荘
男体山の雄大な姿

時刻は15時15分をまわり、周遊もあと少し。

展望デッキに出た娘たちは大いにはしゃぎまわり、腰掛け用なのかな?手摺にぶら下がってブラブラ遊んでいます。

「寒いので中に入ろうよ!」と言ってももう手遅れです。

「寒くなーい」「ここにいるー」

結局、下船まで展望デッキにいることになりました。

中禅寺湖 紅葉の色付きは?

中禅寺湖の見頃予想は11月28日

期待が大きかった分、正直言うと紅葉という意味では少し物足りませんでした。

ところどころ綺麗に色付いているポイントはありましたが、目を見張るような鮮やかさには巡り会えませんでした。

湯ノ湖 龍頭の滝のほうがキレイだったという情報も…

翌日、たまたま一緒になった観光の方が話していましたが「湯ノ湖と龍頭の滝の紅葉が見事だった」という情報もありました。

下調べで、湯ノ湖や龍頭の滝は31日落葉 となっていたので、今回はプランから外したのでした…。

もしかしたら、そちらの方が見頃だったのかな?

しかし、”華厳滝” と “中禅寺湖遊覧船” という定番観光を娘たちに体験させてあげられたので、良かったと思っています。

日光観光終了 あっというまの1日でした

中禅寺湖遊覧船 船の駅に戻ってきたのがほぼ

15時30分

後半はタイムスケジュール通りに

“華厳滝” → “中禅寺湖遊覧船” のルートを楽しむことができました。

ここから僕の常宿でおなじみ (2回目)

“那須の森ヴィレッジ“へむかいます。

所要時間は案外長くて、1時間40分

到着は 18時頃の予定になってしまいました。

“那須森ヴィレッジ” の様子は以前のブログ

「那須高原 旅行レポート 第2弾」雨上がりの那須の森ヴィレッジで否が応でもグリーンエクササイズ

をご覧下さい。

この時期の那須高原は夜冷えますので、防寒対策は必須ですね。

まとめ

今回の日光観光。採点すると。

紅葉という観点では 60点 といったところでした。

全体的には 85点

子連れ旅行は予定通りに進まないものですが、今回に関しては、渋滞などの不可抗力があったものの、子供たちは長旅によくついてきてくれました。

今度は、もう少し時間に余裕があるプランにして、ゆったりと観光を楽しみたいです!

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