「やるべき事を自分からやる子へ」子どもの意志力を引き出すにはまず親の意志力を鍛えよう!

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メンタリストDaiGo氏の2015年の書籍

「子育ては心理学でラクになる」より

子どもが「やるべき事を自分からやる子」になるために必要な親のマインドセットを学んでいきたいと思います。

大切なのはズバリ 意志力(ウィルパワー)

しかも子どもの意志力だけの話ではなく、

子育てをしている親の意志力が重要なのです。

この本を読んで、まず僕は

「キレイな部屋で家族みんなと暮らしたい!」

とまずはせっせと部屋の整理整頓を始めた次第です。

はたして僕がちまちまと掃除をする事によって、子育てにどんな効果があるというのでしょうか?

子育てに心理学を活かそう

メンタリストDaiGo氏といえば

今では心理学を用いて科学的に “人生を良くする” 知識を教える Dラボ というサービスで、推しも押されぬインフルエンサーとして活躍しています。

そんなDaiGo氏が、心理学の観点から「子育て」について言及した一冊がこちら

「子育ては心理学でラクになる」です

2015年の出版という事で、少し論拠となっている研究自体が古くなっている部分もあるようですが

この本の根本的な部分はメチャクチャ

効果が実感できます!

実際に日々の育児の中で、今回のキーワードとなっている

意志力 ウィルパワー

を意識する事で、子育てに対する迷いが小さくなりました!

子育てにイライラしてしまう親は76.5%

ある統計では、子育て中にイライラしてしまう親は全体の76.5%にのぼるといいます。

そりゃそうですよね、朝の1分1秒を争う忙しい時に

「逆しゃま抱っこでちた(下)までちゅれていってぇ〜」

とクネクネされたら、さすがの温厚な(?)僕もイライラメーターがレッドゾーンに振り切ってしまいます

逆に 23.5%のお父さんお母さんはイライラしないという事ですよね?!

その方が意外です…

子育てでイライラするのは、当たり前と思った方が良いですし、実際にほとんどの人がイライラを経験しているのは事実です。

しかし、もう一つ重要なことがあります…

それは

イライラしていると子育ては上手くいかない

これも事実だということです…。

ではどうしたら良いと言うのでしょうか?

親の言うことをきく子にしたいと言う考えはキッパリ捨てましょう!

僕がこの本から受けた一番大きなインパクトは

「親の言うことをきく子にしたいと言う考えはキッパリ捨てましょう!」

というパワーワードです。

「どうやったら思うように動ごかすことができるのか?」 

「どうやったら言ったことをちゃんとやってくれるのか?」

そういうマインドで毎日子どもと向き合ってきた僕には、ある種のパラダイムシフト

本書では“親の言うことを聞いてなんでもちゃんとやる子“ を目指すことをハッキリと

間違い

と表現しています。

そして最悪なのは “親の怒りに子どもが屈してしまう” ことです。

そうやって育った子どもは

手のかからないいい子

になったとしても、心の中に葛藤を抱えたまま大人になってしまいます。

しかし子どもの自主性に任せっぱなしで親が何もしないという態度だと、子どもは目の前の楽しい事に気を取られて、やるべき事をきちんとやる力は育ちません。

そんな子どもは将来やはり苦労してしまいます。

子どもに対する研究で有名な “マシュマロテスト” で我慢できなかった子どもは将来、我慢できた子供よりも問題を起こしやすくなっていたということです。

子どもの意志力(ウィルパワー)を育てなくてはならない…

そこで重要になってくるのが僕たち親の意志力(ウィルパワー)です。

意志力 (ウィルパワー)

意志力とは端的に言うと

誘惑に負けず (やらない力)

カロリーの高いものを食べない、YouTubeの動画をダラダラ見ない、パートナーの気分を損ねる事を言わない…etc

自分の決めた事をやり (やる力)

毎日運動をする、自分の決めた勉強をおこなう、パートナーと話し合う時間を設ける…etc

自分の望みを失わない (望む力)

理想の体型を手に入れる、自分の望む仕事のためのスキルアップをする、パートナーとより良い関係を築く…etc

この3つの力からなります。

しっかり我慢するところは我慢し、自分が決めたやるべき事を実行して、なりたい自分を実現する、

人間は、意志力を身につけるとで幸せに近づくことができます。

では、子ども意志力を育てるために親が何をするべきことはなんなのでしょうか?

まずは親の意志力を鍛えよう

結論から言いますと親の意志力を鍛える

まわりの人間の意志力は感染するのです。

子どもの意志力を育てるためには、まず親の意志力を高めて良い影響を与えることが重要です。

なぜ「意志力」は感染するのか?
最新の研究では、以下の3つのプロセスで「感染」が起きると説明されます。

  • 目標の伝染(Goal Contagion)
    他者が何かに打ち込んでいる姿を見ると、無意識のうちに「自分もその目標を達成したい」というスイッチが入る現象です。例えば、カフェで集中して勉強している人の隣に行くと、自分も自然と集中できるのはこのためです。
  • 社会的規範(Social Norms)への同調
    人間は社会的な生き物であり、「周囲の行動=正解」と認識しやすい性質があります。周りが「我慢するのが当たり前」という環境にいれば、自分の脳もそれを「当たり前」として処理し、自制心を働かせやすくなります。
  • ミラーニューロンの働き
    他者の行動や感情を、まるで自分のことのように感じる脳の神経細胞(ミラーニューロン)の働きにより、他者の我慢や努力をシミュレーションし、自分の行動に取り入れようとします。

しかし意志力の感染は良い面だけではありません。

注意が必要なのは、「悪い習慣」も感染する(むしろ感染力が強い)ということ。
自制心の欠如(誘惑に負けること)も同様に、あるいはそれ以上に強く感染するという点です。

  • 「どうにでもなれ効果」の共有: 友人がダイエット中にケーキを頼むと、「まあ今日くらいはいいか」という心理的許可(ライセンス)が自分にも降りやすくなります。
  • 肥満や喫煙の伝染: ニコラス・クリスタキス博士らの有名な研究(フラミンガム心臓研究)では、肥満や喫煙習慣が社会的ネットワークを通じて「伝染」することが示されています。友人が肥満になると、自分が肥満になるリスクも高まることがわかっています。

僕が夜中にポテチを食べまくっていれば、子どもたちも食事の前にお菓子を食べてしまうし、

部屋の中を散らかるがままに任せて暮らしていれば、いくら「次の遊びは片付けてからだよ!」と言っても、部屋は散らかったままになるでしょう。

まずは僕たち親の意志力(ウィルパワー)を高くする方法を知らなくてはなりません。

誘惑に負けやすくなる4つの条件

意志力を発揮できない時、僕たちには何が起きているのでしょうか?

やるべき事にてがつかず、誘惑に負けて、自分の望みを見失う…。

ダイエットに例えると

運動をサボり、夜中にお菓子を食べ、「結局さ、わたしにはダイエットなんて無理なんだよね…。」というマインドになる

僕の場合は

ブログの執筆がに手がつかず、YouTubeのショート動画をスワイプしまくり、「あー、無駄に2時間過ごしてしまった…」と後悔する

では、人間どんな時に “誘惑に負けやすくなってしまう” のでしょうか?

実は、今回取り上げている「子育ては心理学でラクになる」が書かれた2015年当時から、ウィルパワーに対する認識は大きく変わってきました。

本の中での言及は現在では少し古い認識になってしまっています。

以下では 2025年現在バージョンに書き換えてお伝えしていきます。

マルチタスクになっている時

スマホをいじりながら勉強したり、事務作業をしながら世間話をしたり。

人間の脳は一度に複数のタスクをこなそうとするとパニックなって、

「もう、訳わかんないからラクな方でいいや!」

と誘惑に負けやすくなます。

その際たるガジェットが スマホ

気を引く魅力的な誘惑が詰め込まれた魔法の箱です。

意志力を発揮させたい時は、スマホは目に入らないところに追いやりましょう!

血糖値がジェットコースター状態の時

以前は糖分の欠如が意志力を枯渇させると考えられていました

「糖分が足りないからチョコ食べよ!」

しかし、血糖値が上がったあと急降下すると、人間はもっともイライラし誘惑に負けやすくなります。

僕の場合は寝てしまいますね… (-_-)zzz

なので、焼肉べ放題にいったからといって、もとを取ろうと肉をたくさん食べるのは良いとしても、白飯3杯食べるのはやめましょう!

「〜しなきゃ」と自分を縛っている時

「絶対に勉強しなきゃ」「どうしてもダイエットしなきゃ」

こんなふうに自分を追い込んでいくと人間の脳はどうなるでしょうか?

強い意志力を発揮して、自分の将来のために努力してする?

実際は「えっ?全然楽しくないしやりたくないんだけど!まず楽しいことやっちゃおう!!!」

とストライキに入ります。

「やらなくちゃ」をできるだけ「やりたいかも?」と導いていくのがポイントです。

寝不足で「酔っ払い状態」になっている時

寝ていない時の脳は、お酒を飲んで酔っ払っている時と同じ。

理性をつかさどる前頭葉がまともに働いてくれません。

理性がない生き物は目の前のエサ

(ポテチやYouTubeのショート動画)

といった誘惑に片っ端から喰らいついてしまいます。

世界中の研究者が口を揃えていう、成功者の共通認識

とにかくキチンと睡眠をとって下さい!

ウィルパワーを引き出すには?

“意志力を発揮する“ というと、根性で歯を食いしばって「なすべき事を我なさん!」

というイメージになりがちですが、

実際は「脳を上手に乗せてあげる」というのが正解

子どものやる気を引き出す前に、まずは自分の手綱をひけるようにしましょう!

5分だけ、簡単なことからやってみる

ウィルパワーを一番使うのが ”とり掛かる時” です。

一度始めれば自分が思っている以上にタスクは進んでいきます。

それならば “とり掛かる“ ハードルを極限まで低くしてしまいましょう。

「1時間勉強する」「10キロ走る」ではなく

とりあえず5分、「ノートを開く」「トレーニングウェアに着替える」から始めましょう。

「もし〜したら、〜する」を決めておく(If-Thenプランニング)

毎回「どうしようかな?」って悩むと脳のリソースを使い疲れてしまいます。

あらかじめルールを決めておくことによって、ウィルパワーを使わずに行動を起こすことができます。

「カフェに入ったら、スマホをカバンにしまう」

「お菓子を食べたくなったら、炭酸水を飲む」

など “ある状況になったら、特定の行動をとる“ という習慣をなるべく具体的に設定しておきましょう。

「自分は意志が強い」と思い込む(フリでOK!)

最新の研究では「自分の意志力はげんかいがない!」

と思い込む(なんならフリをする)だけで、実際に集中力が続くようになります。

この際、実際にどうか?なんてキッパリ忘れましょう!

「今日から僕は意志が強い!」

3分間、瞑想をする

瞑想は「ウィルパワーを鍛える最高の筋トレ」といえるくらい有効です。

瞑想を続けると、理性を司る「前頭前野」っていう部分の密度が上がることが分かっています。

つまり、脳の「我慢する筋肉」自体が物理的に強化され、自然とウィルパワーを発揮できるようになります。

瞑想については過去記事

子育てでつい怒ってしまうあなたへ。感情に振り回されない“気づき”の子育て術

で取り上げていますので是非ご覧ください!

意志力(ウィルパワー)を子どもに感染させよう

さあここまで見てきたように、子どものウィルパワーを高めるために、親にできる事は

ウィルパワー増し増しのパパ ママでいる事です。

気をつけなくてはいけないのは「感染」には

「良い感染」と「悪い感染」があること。

人間には「ミラーニューロン」っていう、他人の行動を見ただけで自分も同じ体験をしているように感じる脳の仕組みがあります。

親のふり見て子供は育つです。

良い感染: 親が読書を楽しんでいたり、筋トレを継続していると、子供の脳は「それが当たり前なんだ」と学習して、自然とセルフコントロールの基準が上がります。

悪い感染: 逆に、親がスマホをダラダラ見たり、すぐ感情的に爆発したりすると、子供も「我慢しなくていいんだ」というマインドをバッチリ受け継いでしまいます。

「頑張っている姿」より「楽しんでいる姿」が移る

さらに面白いことに「苦労している」「耐えている」姿はあまり感染しないようで

例えば「本当はビールを飲みたいけれど、我慢がまん」

と耐え忍ぶ姿を見ても

「自制=苦しみ」としか伝わりません。

反対に「目標に向かって工夫するのって楽しい!」「片付けると気持ちいいね!」というポジティブな感情と一緒に見せると、子供のウィルパワーは爆上がりします。

だから、親が「最高の人生」に向けて全力で走っている姿が、子どもへの何よりの贈り物なのかもしれません。

まとめ 家族みんなでウィルパワー!

子どもが自分の思い描く理想の未来へ近づくために必要な 意志力(ウィルパワー) を高める。

そのためには僕たち親ができることは、子どもの尻を叩くことではありません。

むしろ自分の尻を叩いて、尚且つ楽しく生きることです。

なので、年末だし「部屋が綺麗になるって気持ちいいよねー!」とかいいながら、ご機嫌で部屋の掃除をチマチマ続けていきます!

家族みんなで、ウィルパワーを発揮して楽しく前進あるのみです!

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